ロルフィング®︎について

ロルフィングとは

ロルフィングとは筋膜への施術と身体学習により行われるボディワークのことです。アメリカの生化学者、アイダ・ロルフ博士の「症状を治療するのではなく、根本となる身体の構造を整え、統合する」という考えに基づき、1940年代に創案されました。当初のロルフィングは強い圧をかけて痛みを伴うことで有名でしたが、次第に効果的な手技が編み出されていき、現在では痛みを伴わない手技や、繊細なタッチを用いるロルフィングが主流になってきました。また、身体の感覚や運動への着目がされていくことで、手技のみではなく、身体学習の側面も付加されました。「身体の構造を整え、統合する」というゴールに向けて多様なアプローチを取り入れているのが、現在のロルフィングです。

*ロルフ博士はこのワークのことをStructural Integration(構造的統合法)と名付けましたが、現在では創案者の名前を冠したロルフィングという呼び方が一般的になりました。

ロルフィングの特徴

ロルフィングとは

Body and Gravityでは、アメリカ発祥のボディーワーク、ロルフィングに基づき、重力と調和するようなからだづくりを目指します。

ロルフィングとはアメリカの生化学者、アイダ・ロルフ博士(1896-1979)により開発された全身のバランスを整えるボディーワークのことです。ロルフ博士はこのワークに対してStructural Integrationと名付けましたが、後に創設者の名に因んでロルフィングと呼ばれるようになりました。

重力と身体の関係

私たちは地球上にいる限り重力の影響からは逃れられません。重力は私たちの身体を常に地面へ引っ張り続けています。もし重力に対してバランスが取れていないと、その分余計な力を使うことで姿勢を保とうとします。このような状態が長く続くと、身体が自由に使いこなせず、様々な問題を引き起こします。一方で、重力に対して身体のバランスの取り戻していくと、不必要な力みや代償は取り除かれ、結果的に問題は解決されていきます。ロルフィングは、重力という座標軸の中で身体を整えていきます。

身体のフレームとしての筋膜

私たちの身体の中には筋肉や骨、内臓などさまざまな臓器があり、それらはそれぞれ決まった場所に配置されています。例え、身体をねじっても腸は絡まないし、重い肝臓が骨盤の方に落ちてしまわないのは、それぞれの臓器が区切られていて、結び付けられているからです。このように身体の中で様々なパーツをを仕切り、つなぎ合わせているものを筋膜といいます。みかんの皮を剥くと白い皮と房によってみかんがその形をとどめるように、人の皮膚の下にも同じような組織があるのです。このように身体のフレームとしての役割がある筋膜は近年「第二の骨格」と呼ばれ注目されています。みかんとは異なり、人の身体は動くため、筋膜は柔軟に伸び縮みします。しかし、怪我により動かさない状態が長く続くと、筋膜が固まってしまい、身体の元々持っていた柔軟な動きが失われてしまいます。また、普段の姿勢によって筋膜が固定されてしまうと、良い姿勢を取ろうとしても筋膜に邪魔をされ、すぐにいつもの姿勢に戻ってしまいます。ロルフィングでは、動きが悪くなった筋膜を施術することで、身体が本来持っている動きや姿勢を取り戻していきます。

筋膜のつながりと症状

筋膜は伸び縮みする性質を持ちながら全身に張り巡らされていることは、あらゆる部位の筋膜の状態がそのほかの部位へも影響することを意味します。絞ったタオルをイメージしてみましょう。1番ストレスがかかるのはタオルの中心ですが、ねじりの原因はその両端にあります。身体の各所で起きている筋膜の問題が積み重なった結果、腰痛として症状が現れてくるということも多くあるのです。ロルフィングでは、表面的に現れている症状や特定の箇所にとらわれず、全身の筋膜のバランスを整えていきます。

身体学習とセッション

慢性的な症状や姿勢不良を引き起こす原因は筋膜だけに限りません。お客様の中には自然に動くことを妨げるような癖(怪我の後に染み付いた動きの癖、必要以上に力んで動いてしまうなど)をお持ちの方がいます。普段の動きの中からそのような癖を見つけ出し、取り除く働きかけをロルフィングでは身体学習と呼んでいます。トレーニングに見られるような筋肉をつけていく「足し算のアプローチ」に対して、脱力しながら動けるような身体の使い方を模索する「引き算のアプローチ」と言えるでしょう。身体学習ではお客様自身にも身体の動きや状態に意識を向けることが大切になってきます。ロルフィングではこのような双方の協力により成り立つ「セッション」を行います。

10回というプロセス

10回を通して全身の筋膜を整えていくとともに、身体学習を通じて身体の使い方を見直していく過程で、バランスのとれた姿勢や動きが養われます。普段の姿勢や動きが改善されることで、慢性的な症状は改善されていきます。また手に入れた姿勢や動きはロルフィング終了後も体を良い状態に維持してくれます。多くのお客様は約6ヶ月(2~3週に1度ペース)をかけて10シリーズに取り組まれます。ロルフィングは時間をかけてゆっくりと身体を改善したい方向けと言えるかもしれません。

Rolfing ® Structural Integration: Balancing the Body

Dr. Ida Rolf Institute(ロルフィングの学校)の公式ビデオです。英語音声ですが、ロルフィングの様子や筋膜の映像を見ることができます。(*欧米では水着など肌の露出が多い状態でのセッションが一般的ですが、Body and Gravityでは服着用でのセッションをしています。)

Rolfing®︎ならびにロルフィング®は米国 Dr. Ida Rolf Instituteの商標登録です。
Dr. Ida Rolf Instituteの教育を修了し、Rolfing®︎の商標使用を認められた会員のみが、Rolfing®︎ Structural Integrationを行うことができます。