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トム・マイヤーズのtalks at googleでのトークのあらすじと日本語訳(動き編2)

前回の続きです。

前回の内容

4:23 まず、KQという知能について考えて見ましょう。私たちはIQという頭脳の知性、そしてEQという感情の知性を持っています。しかしKQという身体の知性についての地図を私たちは持っていません。武道の世界で丹田やハラとよばれるような重心の位置がありますが、それは筋膜に覆われた身体(fibrous body)の中心であり、動きの中心でもあります。しかし私たちはそれについて知らないのです。私たちは今世紀にKQについて明らかにしたいと思っています、なぜなら私は今世紀人類は行動の変え方について明らかにしなければならないと思うからです。薬は体内の化学を変化させるのに適しています。精神医学は行動を変えるのに適していると言われてきました。そして我々は動きを扱います。動きは行動に影響を与えます。だから我々はKQについて理解したいのです。そしてKQのミニマムなプログラムを子供達のためにつくりたいのです。


人類の歴史に起きた5つの大きな変化

5:56 さて、ここからは人類の歴史に起きた5つの大きな変化から私たちに何が起きてきたかを見ていきましょう。この5つは人類を自然から切り離してきました。1つ目は立ち上がること、20万世代前に起こりました。この変化は鼻の重要性を下げ、目を頭の前で使い始めることで、他の動物から離れていきました。立ち上がるということは、身体の前にある柔らかく繊細な部分をさらけ出すことを意味します。他のどんな動物も鼠蹊部や腹部や喉といったそのような部分を世界に出していることはありません。これが最も姿勢に影響を与える問題です。世界を見渡すと多くの人が身体の前側を縮めています。我々は柔らかい身体の前面を守るように体を縮めます。もしこのようなパターンを持っていると呼吸は身体を支えず、胸郭は肩を支えないので、首の痛みなど様々なものが生じてきます。私たちは体があるという事実からは離れることはできません。とにかく、二本の足で立つという他の動物がしないことをしているのです。3万世代前に火を発明し(中略)、600世代前に農業が始まり(中略)、20世代前に産業が始まりました(中略)。最後のステップは2世代前起き、我々はコンピューターの時代を迎えました(中略)。私たちにとって動くことの占める割合や必要性がが大き変化していきました。このように自然から切り離されてきている私たちの体には、どのような身体的教育が必要なのでしょう。おそらく農作業に適した身体的教育ではないでしょう、また工場などの産業へ向けたものでもないでしょう。ロボットは人の代わりに多くの反復作業を代替してくれます。そのような反復作業ではなく、我々は子供達に人間にオリジナルな動きを教えなくてはならないのです。反復運動は我々には必要ないのです。つまり、トレーニングも反復を繰り返すものから変わらなくてはなりません。

では、空間的医療(spatial medicine)について考えたいと思います。次回に続く