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ソースポイントModule1の日記

 9/14-16は大阪でソースポイントセラピーのModule1のセミナーに参加しました。ロルファーの大先輩であり、TENの代表の佐藤博紀さん(ヒロさん)のもと、ボデイワーカーやセラピストの方など様々なバックグラウンドの方8名ととも3日間学んでいきました。

 

 ソースポイントとは、ブループリントと呼ばれる身体の健全な状態の概念と身体を幾何学によって結びつけて行われるワークのことです。ソースポイントの概念や理論は非常に抽象的なのですが、ワーク自体はいたってシンプルです。ワークの前後は身体の周りのポイントをおさえていくという決まったプロトコルを行います。僕がこのワークの好きなところは頭で考えず、ルーティンのように行うことで良い集中の状態に入れることです。ロルフィングではクライアントさんの体の状態を様々なレベルで観察していくので、ソースポイントはロルフィングをサポートしてくれる非常に効果的なワークになります。

 

 今回のModule1ではワークの前の場づくりと最初のコンタクトを決めるという基本を繰り返しました。直接触れるワーク自体は非常に少ないのですが、ワークをしたり受けたりする中で様々な発見がありました。まず、ワークをする側として、触れる前に自分自身を整えることの重要性を再確認できました。日々のロルフィングセッションの中でもファーストコンタクトは難しいものの1つです。クライアントさんやセッションのテーマによっては、やるべきことが頭の中にたくさん出てきてしまい、焦りを抱えたままセッションが始まってしまうこともあります。今回のソースポイントでは基本となるプロトコルを繰り返すうちに、身体全体を捉えること、その中で最初のコンタクトを選択することが洗練されていくことを実感できました。また、受け手としては、触れられる前に静まりのある「間」があることはワークをより効果的にするということを感じました。ロルファーとなりセッションを行い、他分野の治療家の方とも話す中で、強く実感していることの1つに、良い変化ほどクライアントさん自身の身体から現れるというものあります。他の言い方をすると良い変化というのは身体の中に備わっている自己調整能力が働いたときに起こるということです。身体というのはどんな状態であれ、生命を維持、活動させる為に常に自分自身を調整しています。その力をサポートするようにワークができると、手技やメソッドは何であれ身体は良い方向に向かっていきます。一方でどんなに効果的なテクニックを使っても、受け手の身体が変化を受容できる状態でなかったり、身体の状態を無視したような施術家のあり方はそのような変化を生み出せません。ソースポイントでは、そのような力が引き出されるよう空間をワークをする側、受ける側が共に準備しているように感じられました。

 3日間を通じてインストラクターのヒロさんは、理解することより繰り返し実践していくことの大切さを伝えてくれました。身体についての知識が豊富なヒロさんが、全く別角度の瞑想のようなこのワークを大切にしている理由が垣間見れたような気がします。今後自分のセッションの中でソースポイントを実践していく中で、セッションの質を高めていきたいと思います。

 ヒロさん、参加者の皆さんありがとうございました!