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体の使い方を学ぶ機会

みなさん、Talks at Googleを知っていますか?

テクノロジーのみならず、様々な業界での今注目されているスピーカーを招いてプレゼンしてもらう番組です。


2年前に「アナトミートレイン」の著者であるトムマイヤーによる講演がありました。

「アナトミートレイン」は従来の分離された筋肉ではなく、つながりのある筋肉・筋膜による身体の見方を提唱しています。臨床に携わるセラピストやトレーナーの中でも身体のつながりを重視する人たちに特に注目を浴びている本です。この講演では、人間の身体を解剖や生理学的視点のみならず、人類の歴史や教育の視点など様々な角度からをとらえ直した興味深い内容を話しています。

講演の中では、テクノロジーが進歩し、体を動かす環境は減っていくなかで、私たちは体の使い方や動き方も学習する必要があるというような話がありました。例としてあげられていたのが椅子への座り方です。私たちは毎日の生活の中で椅子に座るといった動作を行なっています。しかしながら椅子にどのように座るかといったことを習うことはありません。

ここでいう椅子の座り方というのは「腰を立てて、胸を張り、顎を引きましょう」といったいわゆる「正しい姿勢をつくる座り方」ではありません。座骨と座面のコンタクトを感じ取り、そこから骨盤を前後に揺らしながら、良い位置を探し出すといった、体感を伴う座り方を紹介していました。このような体感を伴う動作の学習は、自分自身で様々な状態を感じ取りながら、負担の少ない最適なものを選択していきます。


小さい頃から無意識に、または意識的にとっている姿勢や動きに無理や力みがあると、それは体への負担となって返ってきます。ロルフィングでは、このように身体に主体的に向き合いながら、自分でより良い姿勢や動きを獲得していく、身体学習(動作教育)を行います。また、そのような動きの妨げとなるような筋膜の不具合を取り除いていきます。

普段自分が座っているとき、立っているとき、身体はどのように支えれれているか(腰など一部で支えているのか、体全体で支えられているのかなど)に意識を向けると自然で整った動きや姿勢に近づくヒントがあるはずです。

*この講演はそのほかにも面白いことがたくさん話されているので、また機会を見つけて追記してく予定です。